だまし について

FXブログ

FXを勉強していると、よく聞く言葉に”だまし”があると思います。
結果から言うと、”だまし”ではなく、本人の環境認識の未熟さからくるものなんですね(笑)
チャートパターンで言うと、”ダブルボトム(トップ)”の形。

教科書にあるのはダブルボトム(トップ)の時はネックライン超え(割れ)からエントリーする、というものですが、実際にその通りにエントリーして負ける事があります。
こんな時に”あ~、俺はだましにあった”と嘆くんです。

実際にチャートを使って説明してみましょう。

ちょっと良い場面がなかったのですが上のチャートで解説します。
1.緑ラインで引いたように、高値切り下げています。
2.次に同じ高さで小さいですがダブルトップを形成。
3.高値切り下げているし、教科書通りのダブルトップなのでネックライン割れからショート。

しかし。。。

どうでしょ?
その後相場は上昇して敢え無く損切りです。
皆さん、”ダブルトップを作ったからショートしたのに損切り。だましにあった!”って言いません?
コレは教科書に書かれている通りにトレードした結果です。
じゃ、何故教科書通りにトレードしたのに勝てなかったのでしょうか?

ココで重要なのが、この相場は上昇相場なのでしょうか?それとも下降相場なのでしょうか?
それともレンジ相場なのでしょうか?

って事です。
更に付け加えると貴方は上位足の方向を確認していましたか?
トレードっていうのは上位足に逆らっていては勝てません
そして上位足の方向に沿った押し目買い、戻り売りが基本となります。


下に移動平均線を入れたチャートを示します。

どうでしょうか?
因みに赤は1時間足の20SMA。黄色は4時間足の20SMAです。
上昇していますよね?
なのでこの様な相場ではダブルトップが出来たからと言ってショートしてはいけないのです。
下のチャートにも書きましたがロング目線で待ち構えて直近高値を超えた所(ダウの上昇継続確認)からロングするのが正解です。

これで貴方はもう”だまし”にあう事はありませんね(笑)

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